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盆栽と美術(孫崎)

信楽で買い求めた御飯茶碗が、
いつの間にか欠けてしまった。

素朴な土の味わいが白飯をよく引き立てるので
お気に入りで使用していただけに
欠け茶碗となってしまった時にはガッカリ。
すぐに捨てるには忍びなく何となく置いておいたが
盆栽鉢として再利用することを思いついた。
もともと盆栽は自然の風景を小さな鉢に再現するもの。
そういう意味では、この素朴な茶碗はちょうど良いかもしれない。

盆栽と言っても本格的なものではなく、
樹木サイズが小ぶりなミニ盆栽。
苗は栃木の田舎で自生していた山モミジを拝借。
片隅に生えていた苔も一緒に連れてきた。

そんなこんなで育て始めたのが、かれこれ1年前。
もちろん盆栽を育てるなんて初めての経験。
便利な世の中になったもので、インターネットで調べると
色々な人が木の種類ごとに育て方を説明してくれている。

山モミジはあまり手のかからない初心者向きなようで
とにかくお水だけはしっかりと与えていたら
昨年の秋には見事に紅葉し、季節を鮮やかに彩ってくれた。
無事に冬を越し、今は新緑の葉が目に眩しい。

孫崎

孫崎かんなの画像
孫崎かんな 2018/05/09 17:01

出会うこと巡ること・・・その8『タイマグラ』(佐藤)

IMG_0352.jpg

3月21日の雨雪が降ってから、雨らしい雨をさっぱり見ていません。
コブシの花があっという間に終わりました。去年は4月10日頃まで咲きほこっていたのに。桜も八重ザクラとシダレ桜になってしまいました。

その代わりというのも変ですが、花粉が頑張っています。ぼくの顔の真ん中の白いハナ袋は離すことが出来ずお代わりできません。

国立西洋美術館で現在「プラド美術館展」が開催中です。ベラスケスという絵描きさんの視線の先とと言うのか地平と言っていいのか、彼の想像力が彼自身を動かしていると思いました。“力”は大事と思いました。2月の空いている時期に行ったので静かに鑑賞できました。対面したおもいです。

清宮質文(せいみや質文)さんの生誕100年展も見ることが出来ました。
鎌倉の時も空いていましたが、今回の水戸/茨城近代美術館もじっくりと見させていただきました。清宮質文さんの遠い海、遠い空、寄り添う孤独にふたたびひたりたいと思ったのかもしれません。上手いこと言えませんが、ベラスケスを同様にここでも絵描きさんにとって「動く力、動かす力」はとても大事だよと現在形でわたしにしめしてくれました。

「『タイマグラ』というのは岩手の森の奥のオク」という意味です。2018年、野球の大谷翔平という若者がアメリカ大リーグに挑戦します。彼は岩手/水沢市出身です。

『タイマグラ』に咲くコブシの花で豊作を占うこともあったといいます。『岩手』に通ったせいでしょうか。わたしの中では、コブシの花はいつしか『岩手』と結びつく感じがしています、やはり春の花です、挑戦の花です。嬉しくなっています。

写真は和紙原料になる「ミツマタ」の花です。入間市駅/向陽橋の入り口/2018年春の訪れを教えてくれます。

佐藤

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2018/04/10 22:47

珈琲ウォッカ(柳田)

速いもので、個展から一ヶ月たってしまいました。ちょっと分かりづらい場所にあるギャラリーでしたが、足をお運び下さった方々、誠にありがとうございました。

さて、お酒には弱いのです。あまり沢山は飲めないし、すぐに酔うのです。
先月、個展をさせていただいたZaroffというお店。2階がギャラリーで1階が喫茶です。
1階の喫茶では珈琲やココアが美味しいのですが、お酒もいただけます。お酒に詳しくもないので知らないものが多く、オーナーや一緒にいたお客さんにお勧めをきいて、日替りで違うものに挑戦してみました。アルコール度の強いものも多いので、舐めるようにちびちび飲みながらまったりするのも一興でした。
その中で気に入ったというか、面白いと思ったのが、珈琲ウォッカという代物。珈琲豆にウォッカを漬けたものだそうです。珈琲豆の種類別に漬けて在って、少しづつ風味が違うようでした。美味しかったです。

先日、とある酒屋さんに「ラベルと値段で酒を飲むのではない、自分の舌と肝臓で飲むのだ」といったような標語が貼ってありました。作品を味わってほしいと思うのは、酒作りも絵画も一緒だなぁ、としみじみ感動しました。
すごく酒飲みのような内容になってしまいましたが、強くはありません。お酒は適量を楽しく美味しく飲みたいものです。

柳田

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柳田祐希 2018/03/15 17:40
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