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新聞掲載のお知らせ(蔵野)

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新美術新聞の「face21」に蔵野のインタビュー記事が掲載されました。
絵描きとしてインタビューを受けたのは初めてで、とても緊張しました。
いま思い返すと、僕の話すことはとても拙く恥ずかしい限りでしたが、ずいぶん立派な記事になっていてびっくりです。

新美術新聞は美術館などで販売しております。
(教室にも置いてあります)

他の記事も面白いので、ご覧いただければ幸いです。

蔵野

蔵野春生の画像
蔵野春生 2018/08/03 08:11

出会うこと巡ること・・・「5月の空」(佐藤)

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目の前の空や雲や月を相変わらずぼんやり眺めています。田舎は北海道です。生まれ育ったのが海鳴りが聞こえるところでしたから、小さい時分寝床に入っても、世界はみんな大きな船底にあるように感じることがあって、ことのほか海の色がなくなる夜は怖いイメージがしばらくありました。

近所の人が海でなくなった事もあると思います。夜空の星や風はどこまでも怖い印象がついてまわりました。怖がりです。

明るい空や雲やお月さんとは、ひとりでも会話が出来るように側に置いておきたいと思ったものです。

絵描きさんの宮崎進さんには「13の言葉」というのがあります。そのひとつの「5月の空」という、絵ではなくて言葉ですが、宮崎氏の空に側においた想いが沁みて来ました。生きざまに及んで深くあるんだと思いました。購入しました。自分の制作部屋の出入り戸に上に置いて居りました。それから2014年の私事の引越しがありました。それから今まで宮崎氏の「5月の空」を見ることがありません、引っ越した時から整理のつかない部屋で取り出せないでおります。

2002年横浜美術館で開催されたーよろこびの歌を唄いたいー宮崎進展でみた「沈黙」という造形作品に強く魅せられてしまいました。この小ぶりの作品が、なぜこんなにも周り空間をも支配してしまうのか?その存在感の強さに驚きました。その造形強さを確かめ知りたくてまた美術館へ、空のようにどこまでも分からない充足感を求めて、後日再びうかがいました。

また、その展示会場の別室には、宮崎進さんがシベリア抑留の場所を求めるルポ映像が流れていました。宮崎氏個人の、人生のすり合わせをしているように思えますが、わたしには、むしろ、なぜ絵を描くのか創るのかをボンヤリ伝えてくれているように感じました。有り難いものでした。
この記憶映像としてもとても貴重なものでしょう。

その映像を2017年秋に再び見ることが出来ました。多摩美術大学美術館ー宮崎進すべてが沁みる大地ー。

直接、宮崎氏に会ってみたいなとおもいました。

今年5月でしょうか?絵の話題流れから、教室代表の蔵野先生に「宮崎進先生にアトリエに行ってお会いしたい」とわたしの本音を振ってしまいました。

6月、蔵野先生からお電話をいただきました。宮崎進氏が亡くなったというお知らせでした。

(次回に続きます)

佐藤

写真は今年のカリンの実がすずなりになって5月の空に立ち上がって行く様相。

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2018/07/17 21:24

実山椒(柳田)

京都の丹波地方に住んでいる、知り合いの作家さんから、山椒の実をいただきました。裏山に実りましたと、一握りですが、と言って送って下さったのは結構な量の生の実山椒でした。
とても良い香りがするのですが、さてどうやって食せばよいものか。とりあえず下茹でして保存し、ポピュラーにちりめん山椒を作ってみました。普段滅多と調理をしない人間が、慣れないことをして大丈夫か?と不安でしたが、素材の良さでしょうか、美味しくいただきました。
山椒の爽やかな香りと辛さが、暑さで死滅寸前の食欲を刺激してくれます。いわしなどの魚と煮ても合いそうだなぁなど、料理をしない人間の創造力も刺激してくれます。お酒のつまみにもぴったりです。
暑くなる少し前の初夏に、こんな素材が収穫される。自然とは上手く出来たものだなぁと、しみじみ感じ入り、蛍が乱舞するという初夏の丹波の地に想いを馳せました。

柳田

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柳田祐希 2018/07/09 19:30
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