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画像について考え中 (佐藤)

2020年10月10日の読売新聞に載った記事に目がとまった。スタジオジブリが、公式サイトでジブリ映画の画像を(ホームページで400枚無償提供をはじめたというものでした。
無償提供はジブリ映画により親しんでもらおうと企画したもので、パソコンや壁紙やポスターカードにするなど、自由な使い方が出きるものです。公式サイトででは、鈴木敏夫プロデューサーが直筆メッセージで「常識の範囲でご自由にお使い下さい」と呼びかけていました。
鈴木敏夫プロデューサーは8月のラジオ番組で「著作権を緩めて、みんなが使いやすい環境を作らないと、作品が消えちゃう」「ジブリ作品は支えてくれた人、見てきた人のものでもある」などと述べ、画像の公開に向け準備を進めていたといいます。
公開された画像は、
その後、早速反響がひろがりを見せた。ツイッター上では、公開された画像にたいして、ハッシュタグ「#」を付けた投稿が目立ち、画像を活用した交流も広がっているとのことです。
公開作品は毎月追加されると予定で、全ジブリ作品を公開するという。画像は公式サイト(http://www.ghibli.jp/)からダウンロードできます。

僕とは違って、SNS上の世界がみじかで活用しているひとたちにとってはずーっと明るいニュースと思いました。

現在、私のところに一枚だけジブリ作品のDVDがあります。2001年当時、映画館で二度見ても良く分からず、本屋でこの映画
のあらスジを確かめる始末でした。
数年経ちました宮崎駿さんの子細なまでのこだわりを知りたくて、やっと動きました。そして、去年2020年のDVDの購入にいたりました。私の事は私自身も良く分からずにいて、あるキッカケや衝動で動くところがあります。さらに自分でも呆れるほどややこしい性格になって来ていると思っています。わだかまる思いを単に整理したいだけなのですが・・・。

神田絵画教室の石膏が置いてあります。その中に「ラボルト首像」があります。
実は私の田舎の実家に同じ「ラボルト首像」が置いてあります。
田舎の方は私がアルバイトしても買いたかった私の十代の買い物でした。函館五稜郭近くの文雅堂から抱きかかえ背中にしょってもし帰ったのを覚えています。

顔を大きく見せていることも造形の約束ことにかなっているような気がして美しいと思っています。いろいろな表情をつくってくれるのであきることがありません。北海道に帰省する度にこの石膏像が迎えてくれる感じもしています。僕にとっては意味も僥倖を求めても決してなく、静かな日常を浸かることができる見守りでしょうか。

ある日の事。この像を描いている教室の生徒さんに、石膏を見ながら話しました。「この石膏が好きです」「ルーブルにある写真を見せられてさらに好きになりました」と。
その生徒さんはその場で携帯の画像画面を見せてくれました。
「・・・えっ・・・」一瞬言葉につまります。鼻、唇、顎が欠けた画像です。
生徒さんが言う事には、ルーブル美術館では10年くらい前から鼻のあるものではなくて以前当時のを展示しているとのことでした。

僕の見てきた像で無くなりそうで
心は少し中空に浮きたくなりました。修復技術が進んで、絵画彫刻などはより鮮やかに蘇り、その精神世界を再び魅せてくれているのはわかっていましたが・・・。

そして今、わたしは田舎のラボルト像、ルーブル画像、親しんで私なりの更新を進めてまいる次第です。

※ルーブル美術館のラボルト画像(パルテノンのヴィーナス)

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2021/06/16 06:11

あなたなしじゃ私たちは生きていけない(佐藤)


去年の今頃です、2020年3月25日は東京オリンピック・パラリンピックの開催延期を決めた日でした。
中国武漢市の眼科医・李文亮がチャットで原因不明の肺炎が蔓延していることを伝えたのは一昨年2019年の12月30日の年の暮れでした。
それから新型コロナウイルスはバンデミックという名をもらい、あっという間に世界中に広がりました。

そして、今年2021年2月には新型コロナウイルスには3種類の変異ウイルスが拡大しているとWHO(世界保健機構)の報告がありました。
この3月22日に緊急事態宣言の解除がありましたが、感染収まらずです。

そんな中、私は花見なのです。行く場所は本当に人の少ないところなのが。私の目の前の桜は上野の山の桜よりも枝っぷりが良く一回りふた回り大きく見えます。自然な枝先は人の腕をも想わせます。目で追うことの出来る枝さきは沁みるように柔らかく感じます。見飽きません。

柵もあります。手前の桜は歩道にかかるためかキッパリと切られてもいます。この5年程前からです!規制制限がかかる場所が増えました。何かあったのでしょう?残念でもあります。

この場所は風の一陣とこの身に桜の花びらが霧のように降りかかるという経験もしたところですから。ここに来るとどうしても堪らなくなる感じることが多いです。事実、ここでは風の道もあるのです。

まだ椿も木蓮の花も見事です。五日市の武蔵増戸まで行かなくても、ここの菜の花は行進隊列をこれでもかと見せて来れます。

一昨年のことです。
植樹された枝垂れザクラ1本が3年目にし初めて花をつけました。そして今年です。もう葉桜ではありませんよ、他の枝垂れ7本も花をやっとつけてくれました。樹の間隔も十分とってあるので、当たり前にこのまま成長して行くことでしょう。10年後の枝垂れ桜はどれだけものかと思います。私は今からワクワクしているのです。

しばらく目をつぶりました。ユックリ目を開けてました。新しい風景と出会えている気分になりました。

モンシロチョウ二匹花びらのように飛んでいました。蝶の向こうには畑づくりのひとり初老男性が手を休めないで動く形がありました。

後ろから歩いて来るひとりのご婦人、清楚な佇まいです。無言で私の横を通り過ぎて行きました。

昔、校舎があった場所ではこどもたちが遊んでいます。その側の松の並木の場所はお墓だった場所です。みんなかたちびとに見えて来ました。

十字路の松の姿見は立派な造形と気づきました、私を迎え、そして見送って来ているようにも見えました。

昨年どの国よりもはやく芸術家やフリーランスに公的支援をしてくれたのはドイツでした。その時のメルケル首相の言葉が胸に刺さってきます。「あなたなしじゃ私たちは生きていけない」

私は情けなくなりました。情けないです。私は何びとなのでしょうか。真っ直ぐ歩いて行きたいのです。

2021年この場所の白いマリアさまの庭にスイレンが3本咲いていました。
2本の方を撮りました。

佐藤

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2021/04/05 11:58

駒ケ岳・・・北海道「駒ケ岳」(佐藤)

教室の生徒さんから授業中に3枚写真を見せていただいた。

ただ今制作中の絵の後に、描きたい駅プラットホームの人気の無い待合室の写真、車窓ごしからのものだった。
既にA4サイズに引き伸ばしている、小山さんはいつも自分で用意して来る。
制作中の模写の絵は大きさ3号。飾る場所まで決まっているらしい。
小山さんのモチーフは自分で取材した写真から動いている。
海外の写真もそうだし国内のものも自分の感覚感興を大事にしてフレームに収めている、荒木経惟氏の写真の素晴らしさも語ってくれる。
見る方のわたしもちょっぴりその佇まいに小山さんの目線に浸ることが出来て嬉しくなってしまう。
いい写真だと思う。

直ぐに分かった。
わたしの田舎だ。
森駅だ。
その時は尋常じゃないものを見せられた気がした。
わたしを強く止めた写真画像カメラショットを見るばかり。
駅プラットホームはわたし田舎町のもの。
わたしはさらに奥のしなびたところで生まれ育った。
3枚の写真はわたしの慣れ親しん
だ青灰色の世界と繋がる、本当にうまく言えなが・・・自分自身と繋がる世界があふれだす点景、まざまざと浮かぶ。

2011年11月16日の日付がある。
あらためて、小山さんが撮ったのは10年前大震災のあった年の11月。
わたしは山のスナップ写真に見入ってしまった。

そして、その後に間をおかずにわたしの方から小山さんに一枚の写真を、授業中のアトリエ教室で見せた。
わたしがいつも持ち歩いている黒カバーのA4サイズの私のビジネス手帳には40年前の写真が入っている。持ち歩いていると言っていいかも知れない写真を。

中学生の脇坂君がカメラを携えて冬の北海道をひとり旅をした。
写北海道の鈍行列車で周り動いた。
道北の廃線となる天北線も回ったいう。
昭和の終わり平成の始めだろうか。
彼が藝大に入って彼の住んでた所沢市下山口の彼のアパートに、彼の予備校の浪人仲間が集まった。
もう一人の先生と僕も呼ばれお邪魔した。
写真はその中の一枚だ。
有り難く譲ってくれた。
冬の北海道の鈍行列車から気ままに無人駅舎に降りて撮ったという。
次に来る列車は1〜2時間後か!

先ほどの小山さんの車窓からの写真と手帳から抜き出した脇坂君の40年前の白黒写真を早速、相照らしてみた。
丁度重なる。

生徒の小山さんは会社を退職されて神田絵画教室に来て4年目かな?
僕には今の時間の方がおぼつかないらしい。
それにしても小山さんと出会い今こうしてこの二枚の写真に想いをはせた
。出会いの不思議を思う。

わたしはここで生まれこの山を[駒ケ岳]を見て育った。
駒ケ岳駒ケ岳わたしにはこの山なら心が裸んぼになれる感じがしている。
心が満たされて行く感じもしている。
何処かに強く思い入れがあるのだろう思う。
そして、今回も巡りあう不思議を思う。

小山さんの笑顔も少し紅潮している。
小山さんから、あらためて翌週スナップ写真をご丁寧に有り難くいただいた。
感謝。

(佐藤比呂二)


小山さんが車窓から撮った駒ケ岳

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2021/02/02 11:59
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