|東京都千代田区|神田駅から徒歩2分|オンライン講座/油絵/アクリル/水彩/デッサン/銅版画|

twitter LINE Instagram

ブログ

展示のお知らせ(講師・佐藤)

佐藤比呂二 展
「東京」ノート、「岩手」ノート その2

黒曜石も瓦もクルミも山栗も、
トンボもカマキリも狐も象も、
とまると、近づいてくる。
樹木も枝も葉も人も花もつめくさも、
とまると近づいてくる。
月も星も昨日も、
とまれば、近づいてくる。
・・・・・・
とまると動き出す。
2015年9月8日 佐藤 比呂二

昨年のあかね画廊に続き、このたび、櫻木画廊にて展示をさせて頂く運びとなりました。お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

佐藤比呂二 展
「東京」ノート、「岩手」ノート その2

櫻木画廊 sakuragi fine arts
2015年9月8日㊋〜9月20日㊐
11:00 – 18:30 (最終日は17:00まで) 月曜日休廊
〒110-0002 東京都台東区上野桜木2−15−1
03-3823-3018

<アクセス>
JR各線 日暮里駅南口より徒歩10分
東京メトロ千代田線 根津駅1出口または千駄木駅1出口より徒歩13分
Web Site http://www1.tcn-catv.ne.jp/sakuragi_art/
Facebook https://www.facebook.com/SakuragiFineArts

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2015/09/08 20:15

ぼんやり・・・その一

松本竣介(1912~1948)という絵描きさんがいます。作品の中に「Y市の橋」というのがある。魅せられて、出来ればその現場に立ってみたいと思った。かれこれ30年前の話である。

教室の生徒さんに横浜の港風景を描きすすめているひとがいます。勝呂さんです。勝呂さんは生粋の横浜ッ子で、「Y市の橋」はよくご存知です、場所も知ってますよと私に教えてくれた。勝呂さんはプロのガイドのよう。橋のことは言うに及ばず街の概要や変遷を印象づけて話してくれる。たまらず私はまるで修学旅行のようだと叫んでしまいました。

東神奈川駅から始まり、横浜、桜木町に向かう行程予定である。我々の歩行の軌跡は海岸線に沿って動いたので、烏口定規で引いた太い弧を描くように進んだ。冬日和にかかわらず温かく優しく撫でる様な浜風は、私は少しエロチックにも感じた。

手前奥が現在の月見橋。「Y市の橋」を求めてここまで来たが、描かれた当時の面影はない。正確には1944年5月29日の空爆で焦土となり、跨線橋の梁も落ちてこの日消えたのだ。

今、私はここから隣りのJR横浜線の線路を仰ぎ見た。架線向こうの空まで見やった。

私は何を見ているのだろう。無意識の世界なのか恣意的なのかよく分からないが、昔からぼんやり見ている、ぼんやり考えている、ぼんやり思っている。

月見橋を去る時に、私の胸の内は、また来るねと言う。月見橋に、自分に、一体誰に言っているのだろうか?過去も現在も未来もぼんやり見てみたいのは変わらないのに。

佐藤

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2015/08/24 19:44

制作について

有意義な制作をするということは、慢心、漠然とすごして行くことでは決してない。積極的なトライやアプローチなら失敗でも間違いでもなんでもない。むしろ、課題が見えてくるということ、近づいているということである。誠実にとりくむ豊かな・・・あなたが在るということである。

【努力】や【がんばる】ことは必ずしも絵にすることには結びつかない。絵にするために一歩踏み込んでみましょう。トライ、アプローチ、ひたむきさはある意味決してたやすいことではありませんが、自分の目と手そして心を集めてひたむきに進んでみる。描くべし。そんなことが【かたち】を呼び、【調子】をつくり、【空間】が生まれるのだから。約束します。あなたの造るかたちは伝えるかたちになる。感じ動くかたちになる。

アッケラカンのかたちでいい。突き抜けるかたちがあれば、
強くなる。無くしたものを数えるより、いまある力寄せ集めて歩きだしましょう。

この教室では生徒が精一杯なら精一杯応えたいという講師陣で成り立っています。近道ということではない。一緒に歩いていくという・・・とてもシンプルな制作内容がある。

(講師:佐藤)

佐藤比呂二の画像
佐藤比呂二 2015/07/14 09:30
1 9 10 11

投稿者

  • 2021年9月

     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  

最近の記事

(08/31)
近況と展覧会(柳田)
(08/28)
泣きっ面にホチキス(佐藤)
(07/31)
暑さと映画(松尾)
(07/02)
近所の話し(柳田)
(07/02)
室越健美先生(蔵野)

過去ログ