個展と二人展を開催致します。
ほぼ同時期なのでお近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。
個展
あかね画廊
11月30日(月)~12月6日(日)
11:00~18:30(最終日~17:00)
東京都中央区銀座 4-3-14 筑波ビル2F
COLLABORATION 柳田祐希×右近多恵子 (二人展)
ギャラリーGK
11月30(日)~12月5日(土)
12:00~19:00(最終日~16:30)
東京都中央区銀座 6-7-16 第1岩月ビル1F
今回、二人展で御一緒させて頂く右近多恵子さんは灯りを扱うインスタレーションの作家さんで、昨年のスウェーデンでの展示に参加した時に御一緒させて頂きました。
その折にお互いの制作についてお話しする機会があり今回のコラボレーションに繋がりました。
どんな展示になるか未知数ですが、搬入してみるのが楽しみです。
あかね画廊での個展は今回で4回目になります。グループ展とは違い一人で構成する空間は毎回プレッシャーです。
最終日が一日づれていますが、二つの画廊が比較的近い場所にありますので、合わせてご高覧頂ければ幸いです。
柳田
芸術の秋ですね。
巷では海外美術館から借りてきた様々な企画展や
たくさんの美術団体や作家たちの展示が開催され、
私も毎週のように銀座や美術館に通う季節だ。
つい先日も東京都美術館へ足を運んだばかりである。
秋晴れの清々しい日和。
日曜日の上野駅は大勢の家族連れと観光客で
ごった返しているだろうと思い、
根津駅から谷中界隈を散歩しながら美術館へと向かう。
午前中にもかかわらず、展覧会は人集り。
作品を見るにはまず人の頭を見ないとたどり着けない・・・。
この画家の人気が高いことを改めて確認する。
クロード=モネは言わずと知れた印象派の巨匠。
パステルカラーで彩られた風景画のファンは世界中におり、
それは日本人も例外ではない。
しかし、その一見ソフトな風合いの作品ゆえに
一部の人々からはあまり評価されない部分があることも
また事実である。
だが、モネほど「見る」ということに厳しく、
「見えるもの」について探究し
表現しようとした画家はいないだろう。
「モネは眼である。しかし何という眼だろう」
セザンヌが評したその言葉はまさに
画家の制作姿勢を端的に表している。
それが顕著に見てとれたのが、
晩年に白内障を患った時期の作品だ。
眼の病気は画家にとって言わば致命傷とも言えるものである。
それでもモネは描きつづけた。
見えているものを見えているように。
あくまで自分の眼を通して見えたものを
キャンバスに留めようとした。
モネにとって「絵を描くこと」とは、
「見ること」とイコールなのだ。
奇をてらうでもなく、主張を声高に訴えるわけでもなく、
ただ単純な事柄を突き詰めていった先に
生まれてきた作品たち。
振り返って、自分は対象ときちんと向き合っているのだろうか。
しっかりと「見ている」だろうか。
柔らかな色彩の中に、スッと背筋を伸ばさなければいけない
大事なことを見た気がした。
孫崎
毎年出品しております独立展に今年も出品させていただくことになりました。
今年は賞候補をいただき、二作品展示しております。
会 期:
2015年10月14日(水)-26日(月)
※20日(火)は休館日
10:00AM-6:00PM
入場は閉会の30分前まで。
16日(金)と23日(金)までと24日(金)は8:00PM まで。
最終日(26日)は3:00PM閉会。
入場料:
一般 700円
※大学生以下、障害者、70歳以上の方は入場無料となります。
※6:00PM以降は無料です。
会 場:
国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
お立ち寄りいただければ幸いです。
蔵野